吉本と司法書士

おはようございます。

岡山の司法書士松田です。

最近の吉本の騒動が収まる気配がありません。
問題の本質が議論されないままどんどん話が膨らんでいっていますね。

結局何が問題なのかイマイチピントが合いません。

反社会的勢力との交流というのであれば、その時点で反社会的勢力だと知らなかったわけなので責任があるとは思えません。
お金を受け止ったことが問題というのであれば、それも反社会的勢力だと知らなかった以上、特に責められるようなことでもない気がします。
どちらかというと反社会的勢力だということがわかったうえで取材してる週刊紙のほうが倫理的にはおかしい気がします。

お金を受けとることがいけないというんであれば、その会合が行われた飲食店も同じ批判を受けなければ整合性がとれません。

闇営業が問題だとするのであれば、これは吉本とタレントの問題に過ぎませんから外野がどうこういうことではないはずです。
闇営業単体でいえば、吉本興業がしぶしぶでも認めれば違法なものではありませんからね。

もし犯罪被害者の感情に配慮するのであれば、タレントを社会的に抹殺してもなんの満足もないはずです。
加害者は作業集団なわけですから。

結局、売れっ子タレントへの妬み嫉みでいじめてるだけのような感じがしています。
今回の騒動が一般市民への脅迫のきっかけにならなければいいですが…。

個人的にはタレントに仕事をさせて、その収入の何%かを犯罪被害者の救済に充てさせるほうがよほど合理的な気がします。
マスコミも変なプライドは捨てて、より良い解決策を提案してみてはどうでしょうか。